「小学校から帰る電車で、突然込み上げてきた吐き気。車内を汚して泣く私に、着物姿の女性客が...」(東京都・60代女性) (1/3ページ)
長く生きてきて今でも忘れられない思い出です──。
今回ご紹介するのは、東京都在住のKさん(60代女性)が小学4年生の時の体験した出来事。ある日、授業中に体調が悪くなったので保健室へ行くと、38度を超える熱が出ていることがわかった。
迎えを呼ぶため家に電話をしても留守のようで誰も出ない。仕方なく、Kさんは放課後に自力で帰宅することにしたのだが......

<Kさんの体験談>
小学4年生頃の話なので今から半世紀以上前のことなのですが、ずっと忘れられない感謝があります。
当時、とある付属小に通っていた私はバスと電車を乗り継いでの通学でした。
その日は授業中に具合が悪くなり、保健室で熱を計ると38度超え。ベッドに寝かされ、お迎えに来るよう自宅に先生が電話するも、親は留守のようで連絡が取れません。
仕方なく、放課後に同じ方向に帰る通学仲間に付き添われて帰ることになりました。
電車で盛大にもどしてしまい...バスに乗ると気持ちが悪くなりそうだったので、学校から駅まではトボトボ歩きました。
電車に乗って座ったものの、私は話しかけてくる友達に返事もできないほどぐったりです。
横の手すりにもたれてうつらうつらしていると、突然吐き気が込み上げてきて電車内の床に盛大に吐きもどしてしまいました。

幸い車内は空いていましたが、友達はビックリして飛びすさり、私は苦しいのと「どうしよう」という思いで泣くしかありませんでした。