呪術を駆使して疫病退散!古代日本人を苦しめた、現代にも通じる恐るべき感染症との戦い (4/4ページ)
もちろん、当時の人々がこうしたまじないや神仏への祈祷にばかり頼っていたわけではありません。
まずは体を冷やさないこと。粥や重湯などの消化の良いものを摂取し、生魚や生野菜、生水などは口にしないなどの対策が取られました。
医学や科学が発達していなかった時代でも、その予防法は「なんとなく」分かっていたんですね。どれも、現代に通じる対処法ばかりです。
当時の人々もまた、でき得る最大限の対策を講じて実践し、疫病に立ち向かっていたのです。
しかしながらこの時の大流行によって、当時の日本の人口の約三割もの人々が犠牲になってしまったといわれています。神や仏に祈り、助けを乞う当時の人々の気持ちが痛ましいほど伝わってくるようです。
古代日本の人々が、どんな疫病に苦しめられてきたのか、数少ない記録からも垣間見えてきますね。
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