「自分を受け入れて、わがままになって」 女性経営者から頑張りすぎる女性へのメッセージ (3/4ページ)

新刊JP

また、子供服売り場に行っても、男の子は青、女の子はピンクが定番ということは変わっていなくて、そういう部分からも影響があるのではないかと思います。

――北さんご自身についてお聞きしたいのですが、もともと医療機器メーカーに勤務されていて、現在は研究をしながら、会社を経営するワーキングマザーでもあるということで、バイタリティ溢れるキャリアを歩まれています。特に医療機器メーカー時代はかなり働いていたそうですね。

北:そうなんです。心臓外科の担当が長くて、お医者さんも男性、現場の営業も男性、私はその営業と一緒に動くことが多い職種だったのですごく働いていました。月経がつらくても言い出しにくかったし、そもそもその会社自体に「発熱しても出社して働く」みたいな風潮が当時あったので、つらいから休ませてほしいということも言えませんでした。当時はどっぷりつかっていたのでそれを楽しんでしまっているようなところもありました。

また、私自身キャリア志向が強かったこともあって、子どもを産むとなるとキャリアにマイナスになるのではないかという思い込みもあって、子どもを持つかどうかを自分自身、そしてパートナーと向き合って考えられなかった部分もあります。

――過酷な環境ですね…。その中で転機はどのようにして訪れたのですか?

北:30代半ばになって、あるとき会社を休むくらい月経痛がすごくつらくなってしまって、ようやく婦人科に行きました。そうしたら子宮内膜症という病気が見つかったんです。今思えば、鎮痛剤を飲んで痛みを抑えずに、もっと早くちゃんと病院に行って診てもらっていたら、手術までしなくて済んだかもしれないし、毎月つらい思いをしなくて済んだのかもしれなかったですね。

――ブラック気質の会社に、一緒に働く人が男性ばかりという環境ですと、相談もできませんよね。

北:そうですね。その時は、症状が抑えられて仕事ができればいいと思っていたので…。ただ、当時のキャリア志向も含めて、結局は周囲からの評価を気にしたり、人から「すごい」と言われたいという思いが強かったのではないかとも思います。

「「自分を受け入れて、わがままになって」 女性経営者から頑張りすぎる女性へのメッセージ」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る