家庭で実践できる「子どもの思考力」を育む子育て (3/4ページ)

新刊JP

文庫化についてどのようにお考えですか?

鬼木:このお話をいただいた時は、正直びっくりしました。文庫化というと、売れた小説をより多くの人に読んでもらうためにするもの、というイメージでした。

出版社の方からは「子育て本の文庫化の前例はほとんどありませんが、この本なら読者層を広げてみる価値がある」と言われました。家庭教育に関心を寄せる親御さんは非常に多いと感じており、広い層の方に手に取っていただけるのであれば、とてもありがたいことだと思います。

――単行本版はセブンネットショッピングの新刊子育て部門で1位を獲得するなどかなり好評でしたが、出版当時の反応はどうでしたか?

鬼木:本書は見開きの2ページで完結する形式にしたこともあり、「とても読みやすい」「実例が多くわかりやすい」「実践してみて効果が出てきた」など多くの感想をいただきました。

また、小さなお子さんをお持ちの方向けに書いたのですが、意外にもお子さんが大きくなった方、さらにはお子さんがいらっしゃらない方からも、「考え方がとても参考になった」「人生観が広がった」という意見をいただきました。私にとっても大変勉強になりました。

――先ほど「問題を解くコツだけを教える教育はよくない」というお話がありましたが、親としては子どもの学力はやはり気になるところです。本書はこの点について、「勉強しなさい」といってさせるのではなく、生活のなかに子どもが勉強したくなるような要素を散りばめる方法を推奨しています。たとえば、今は「数学的思考」を育てることが重視されつつありますが、この思考をつけるために家庭内でできることがありましたら教えていただきたいです。

鬼木:「問題集を買ってきて勉強させる」というようなやり方ではなく、日常の中に算数を持ち込んでほしいと考えています。

たとえば「3個のケーキをどうやって5人で分けるといいのか」、「行列に並んだ時に、あと何分で入れるのか」など、日常のシーンの中にも数学的な考え方を身につけられる場面はたくさんあります。

「家庭で実践できる「子どもの思考力」を育む子育て」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る