現代は土日祝が多いけど…昔の人はどのくらい休日があったの?律令制度で定めた假(け/か)を紹介 (2/3ページ)

Japaaan

激務に追われ、てんてこ舞いな官人(イメージ)

しかし皇室にお仕えする宮内省(くないしょう)や政治の中枢を司る中務省(なかつかさしょう)、宮中の警固に当たる五衛府(ごえふ。衛門府、左・右衛士府、左・右兵衛府)など、無人になったら困ってしまう部署はどうするのでしょうか。

そうした部署の官吏については、別假(べっか)という特別休暇が事前申請によって毎月5日分まで認められました。

他に京都在勤の官人には、農繁期(春の田植えや秋の収穫)に際して与えられる田假(でんか。春期に15日間、2交代制)や授衣假(じゅえか。冬服の準備を名目に、春と同様に与えられる)があります。

また帰省のために3年に1回30日間の休暇が与えられる定省假(じょうせいか。父母が畿内より遠くに住んでいる者のみ)や、女官については月に3日間の淋假(りんか。生理休暇)が設定されました。

これ以外には親などが亡くなった時の喪假(もか。忌引き)、特段の事情(私用)を認めて与えられる私假(しか)があったと言います。

ちなみに、元日は宮中で祭礼が執り行われるため、総員必ず出勤日に。現代の感覚だと、ちょっとだるいですね。

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