イタリア人監督が描く日本最西端『ヨナグニ~旅立ちの島~』 監督来日特別イベントを開催! (2/4ページ)

バリュープレス


 本作の制作背景についてアヌシュは「消滅の危機に瀕する言語や文化を伝えていきたいという想いから作品を制作した」と語った。松尾は「日本でもアイヌ語や八丈語をはじめ消滅の危機にに瀕している言語は幾つもあり、与那国語もその一つである」と述べた。与那国島出身である東盛も「与那国語を母語するのは高齢者のみで、若い世代では話すことが難しい」と島の現状を訴えた。その上で「本作のような言語やコミュニティを記録した作品には消滅危機言語の状況を広く知ってもらう方法としても価値がある」と評価した。
 また、今後の展望についてヴィットーリオは「日本をテーマにした作品を今後も多く制作していきたい。コミュニティや歴史に焦点を当てて」と意気込みを語った。


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 当イベントに参加した観客からは「少数言語の置かれている状況がわかった」「与那国の中学生たちののびのびとした様子が自然に撮られているのが素晴らしい」と声が挙がった。
 上映イベント後、監督両名は4月23日(土)に開かれる凱旋上映会へ向けて、東京から与那国島へと旅立った。

 与那国島での上映会は舞台にもなった久部良中学校で開催され、地元の関係者、出演者などが参加した。本作は昨年よりヨーロッパ各地の映画祭で上映されたが、コロナの影響もあり地元の関係者に見せる機会をなかなか得られなかった。今回のイベントにより念願の与那国島上映を果たした。会場には本作の出演者も駆けつけ、感動の再会に暖かい空気に包まれた。
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