イタリア人監督が描く日本最西端『ヨナグニ~旅立ちの島~』 監督来日特別イベントを開催! (1/4ページ)
5月7日(土)の全国公開に先立ち4月21日(木)午後、東京・イタリア文化会館にて映画『ヨナグニ〜旅立ちの島〜』特別上映会ならびに座談会、そして4月23日(金)には与那国島での凱旋上映会が開催された。与那国島の中学校を舞台に学校生活や多感な十代の日々が映し出され、失われつつある島の言葉「どぅなん」や伝統文化がゆっくりと若い世代へと受け継がれる様子が描かれる本作。このイベントに際して、監督のアヌシュ・ハムゼヒアンとヴィットーリオ・モルタロッティがイタリアより来日した。
イタリア文化会館と与那国島での上映イベントに際して、アヌシュ・ハムゼヒアンとヴィットーリオ・モルタロッティの監督両名がイタリアより来日した。
本作は日本最西端・与那国島の中学生たちの日常と消滅の危機に瀕する言語「どぅなんむぬい」をテーマにしたドキュメンタリー。映画という枠組みを超え、美術作品や書籍など様々なメディアでどぅなんむぬい(与那国語)と島民の関係を描いた。イタリア文化会館では映画と同時期に与那国島を舞台に制作されたインスタレーション(空間美術)と書籍版の「L’Isola」の展示も開始した。また、彼らが日本を舞台に制作した映画は本作で三作目にあたる。知人の言語学者の紹介で与那国島と与那国語が消滅の危機に瀕していると知り、リサーチを開始した。
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「失われる言語の現在」と題した上映後の座談会では監督両名に加え、同じく与那国島を舞台にした映画『ばちらぬん』の東盛あいか監督、さらに社会言語学者の松尾慎教授が登壇し、映画のバックグラウンドにある与那国語の継承や本作の意義について意見が交わされた。