1型糖尿病細胞治療を目的とした均質なヒトiPS細胞由来膵島細胞の 大量培養生産シングルユースシステムの実用化に向けた共同開発の開始 (3/4ページ)

バリュープレス

これらシステム全体がシングルユースデバイス・パーツで構成されており、培養用のシングルユースボトル・バッグをはじめ、メンブレンデバイス等国産としている。当社は、装置供給メーカーとして商用生産に向けた供給リスクを低減するため、一部のパーツやチューブを除き極力メイドインジャパンに拘っており、パンデミックや世界情勢に左右されない供給体制を構築している。今後は、協力会社と共にパーツ類も国内製へシフトさせる。
 なお、本共同研究成果は、日本医療研究開発機構(AMED)再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(再生医療シーズ開発加速支援)の支援を受けて実施されたものである。

【おわりに】
 OZTx社の先進的で優れた細胞技術、分化誘導法を社会実装するためには、それを安定的に低コストで量産するためのシステムが必要不可欠である。同時に、安全で安心な装置・システムであることが求められ、今後はエラーゼロを目指した装置・システム開発を進めていくとともに、さらなるスケールアップに挑戦する。
 均質な細胞の連続大量培養の実現は、iPICに限らず再生医療分野におけるあらゆる取組みにおいてコストの面で極めて重要な技術であり、この培養システムの確立は今後の同分野における産業化を飛躍的に加速させるものと考えている。

<オリヅルセラピューティクス株式会社(OZTx社)について>
 2021年4月に京都大学イノベーションキャピタル株式会社によって設立されたOZTx社は、「科学の無限の力で世界により良い健康への希望をもたらす」というビジョンを掲げています。患者さんに細胞医療を届けるために、以下の事業内容を通じて、再生医療等製品および革新的なiPS細胞関連技術の社会実装を推進します。

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