転職の落とし穴。収入アップのために本当に考えるべきこと (3/3ページ)

マイナビウーマン

ですが、上げ幅に対して労働時間が20時間より増えるなら、一旦やめておきましょう。体がついていけないかもしれないからです。

■20代前半でハードに働けていた人ほど注意

特に、20代前半までにハードな労働ができていた人ほど要注意です。かつての自分がバリバリ働けたからといって、今も同じ体力がある「つもり」で転職をしてしまうからです。アルバイトで徹夜できていたあなたは、10代のあなたであって、今のあなたではありません。

かつてハードに働けていた人ほど「あの時できたから」と成功体験をもとに無理をしがち。アラサーの自分は、そんなに大きな変化へ耐えられません。今がユルい環境ならば、ユルい+20時間くらいの労働負荷に留めておきましょう。

ここまで何度も「労働時間を増やしすぎるのは抑えて」と言うのは、私が実際に倒れたからです。私はかつて、200時間以上残業に耐える激務社員でした。そして、そのノリで再び32歳になってから働いたところ、見事にぶっ倒れたのです。

一度倒れたら復帰するまでに時間がかかるのも、アラサーの悲しいところ。ぜひ、収入アップを実現するためにも「労働不可を増やしすぎない転職」「最悪、出戻りできる退路を保った転職」の2つを心がけてください。

そうすれば、きっとあなたはアラサーでも、さらにその上の年齢になっても、転職で収入アップを狙えます。無理の無い範囲で、最大の収入を得る。それこそが、本来私達がハッピーに暮らすため、目指していく未来ってものじゃないでしょうか?

令和のマネーハック48

収入アップを目指して倒れたら意味が無い! 転職するなら時期や退職の仕方、労働時間などを慎重に考えて。

(文・トイアンナ、イラスト・itabamoe)

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