プロ野球選手の“鍼治療事故”報道を受けた、緊急企画!鍼が一部体内に残ってしまう「折鍼事故」を防ぐリスク管理セミナーを、長野県針灸師会が主催 (2/3ページ)
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折鍼事故に対する関心が高まる中、鍼灸師の皆さんに事故発生時の対応をあらためて考えて欲しいと、長野県針灸師会はオンラインセミナーを報道からわずか1週間後に緊急開催いたしました。
■鍼使用時のガイドライン確認・順守の重要性や、賠償責任保険の支払事例などを専門家が解説
講師としてお迎えしたのは、鍼メーカーであるセイリン株式会社の西村直也氏です。テーマは、「折鍼事故防止のために鍼灸師がしなければならないこと」。今回の折鍼事故の概要や、治療時にガイドラインを確認し順守することの重要性、過去の事例など、メーカー側の立場から話をしてもらいました。
続いて登壇したのは、三井住友海上火災保険株式会社の宮坂久美子氏です。日本鍼灸師会会員を対象とする賠償責任保険の利用手順を示すとともに、実際に保険金が支払われた例について解説。そして、事故が起きた時にはまず患者に寄り添うことがもっとも大切である点を強調していました。また、オブザーバーの愛媛県立中央病院漢方内科の前主任部長である山岡傳一郎医師は、「人は誰でも間違える。想定外を想定し、問題が起こったら一つ一つ丁寧に対応していくこと、学びを続けることが重要だ」と講評しました。
報道から1週間後の開催にもかかわらず、本セミナーには県内外から約400名が参加。長野県針灸師会では今後も、医療事故の防止と鍼灸師の資質向上を常に目指し、多彩かつ実践的な研修会を積極的に開催してまいります。