おバカキャラを演じていても…紫式部の才能に嫉妬した同僚が彼女につけたあだ名がこコチラ【光る君へ】 (2/5ページ)

Japaaan

「まことに才(ざえ)あるべし」主上の絶賛を妬まれて……

今は昔、紫式部の同僚に左衛門の内侍(さいものないし)という女性がいたそうです。

彼女はどういう訳か紫式部のことを快からず思っていたらしく、知らない内に陰口を言いふらしていたのが聞こえてきました。

その一つが、何でも主上(うへ。天皇陛下)が『源氏物語』を読まれた折に

「この作者(※)は『日本書紀』を読んで、歴史にお詳しいようだ。本当に素晴らしい教養をお持ちでいらっしゃる」

(※)どうやら陛下は紫式部が『源氏物語』を書いたことをご存じではなかったようです

日本書紀(画像:Wikipedia)

【原文】「この人は日本紀(にほんぎ)をこそ読みたるべけれ。まことに才(ざえ)あるべし」

と高くご評価あそばされたとか。そのことが気に入らなかったのでしょう。左衛門の内侍は殿上人(てんじょうびと。上級貴族)らにこんなことを言いふらしたとか。

「まぁご大層なインテリなんですって。これからはあの人のこと『日本紀の御局(にほんぎのみつぼね)』って呼んでやりましょ?」

まったく、しょうもないったら……紫式部は苦笑するばかり。

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