濱田龍臣「大器晩成を予感させる」子供時代の“マグロ”エピソード (3/3ページ)

日刊大衆

平均(本マグロ=黒マグロで300kg)からすればずっと小振りの、一尾57kgのマグロをえっちらおっちら担ぐのを手伝ったり、完全防寒をしてマイナス55℃のマグロの冷凍庫に突入した2人。庫内では寒さに髪の毛が白髪のようになり、ガクガク震えるばかりだった。

 冷凍庫を出ると、待望のマグロの赤身4種盛りの試食会。マグロごとの見た目の違いに即座に気づいた濱田は、本マグロの食感に「脂が乗ってる。赤身だけど脂が乗ってるんだ。ふ~ん」といっぱしの食通ぶりを発揮。そして、その日一番高かったインドマグロを最も「おいしい」と語るのだった。

■「マグロの赤身は最初と最後に食べる」

 濱田のマグロ愛はその後も不変で、19年4月27日放送の『極上空間 ~小さなクルマ、大きな未来。~』(BS朝日)でも、ドラマ・舞台・映画と度々共演して仲のよい鈴木仁と一緒に登場し、予約困難と評判の中野のマグロ専門店「マグロマート」を訪れ、赤身や中トロのほか、希少部位の“脳天”や“ノドウラ”など、マグロ尽くしの盛り合わせを大いに堪能している。

 しかし、濱田をマグロマニアにさせたのは、やはりくら寿司。近所に店があって、家族でよく通ったので、「はなまる」では恒例の“おめざ”にも選んでいた。朝飯がマグロ握りって、いったいどんな小学生だよ。しかも、食欲も旺盛。1回に10皿くらい食べるが、「マグロの赤身は最初と最後に食べる」などとコメントしていた。「栴檀は双葉より芳し」というが、幼いながらにめっちゃ通である。

 市場でそうは扱われないが、マグロもブリやイワシなどと並び、稚魚から成魚に成長するまでの間に名前が変わる出世魚。本マグロも若い頃にはヨコワと呼ばれたりする。名子役必ずしも名優にならず、のジンクスを打ち破り、濱田にはさらなる大成を期待したいところだ。

(取材・文=鈴木隆祐)

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