「週休3日制」で働きやすさはアップするか?見せかけだけのケースも (4/4ページ)
――逆に従業員の働きやすさの追求が業績の向上という結果に表れた会社の例があったら教えていただきたいです。
大槻:私が知っている会社は労働時間を完全にフリーにしました。何時に仕事を始めてもいいし、どこでやってもいいというように。もちろん深夜労働には割増賃金を払わないといけないなど法的な問題はありますが、従業員から苦情が出ていないのでそこはクリアしたのでしょう。結果として生産性が上がったそうです。
――その働き方が従業員たちの求めるものと合っていたということでしょうね。
大槻:IT系の会社だったので、集合して同じ時間に仕事をすることがそこまで必要ない職種だったというのもあります。ただ、それによって離職率が下がれば無駄なコストは確実に減るんですよね。働き方が従業員の求めるものと合っているというのに加えて、評価制度がきちんとしていれば組織の生産性は上がっていきます。
(後編につづく)