7月以降「4504品目」がさらに値上げへ!タマネギ、マグロ、食用油…「地獄の値上げ品リスト」 (2/2ページ)
■野菜だけじゃない! 魚も10%以上値上がり
「6年前の北海道新幹線の開業が影を落としています。タマネギは貨物列車で本州に運ばれていましたが、青函トンネル内で新幹線と貨物列車がすれ違うと、風圧を受けて危険なため、輸送の一部が船やトラックに切り替わったんです」(前同)
その船やトラックは、原油高騰の影響を受けやすい。つまり、今の“値上げ地獄”は何個もの要素が絡み合っており、容易に解消されないのだ。節約アドバイザーの丸山晴美氏が言う。
「スーパーで値上げを実感するのは、家計の味方といわれる、ニンジン、タマネギ、ジャガイモの値札を見たときです。今は新ジャガの季節ですが、今年は安くなっていません。家庭の食卓への影響は深刻ですね」
野菜だけでなく、魚も高い。総務省が発表した今年4月の消費者物価指数では、マグロが昨年同月比17%、サケは13%、ブリは15%値上がりしている。
「その理由も単純ではありません。地球温暖化や潮流の変化で、漁場が沖合いに移ったこと。漁師が不足して、人件費が上がったこと。そこに燃料費の高騰が重なりました」(前出の杉村氏)
食材だけでなく、料理に欠かせない食用油も、“油”だけに(?)原油高の影響を受けやすい。
「日清オイリオ、昭和産業など各社は、7月1日納品分から、サラダ油やオリーブ油を一斉に値上げします。今回の値上げ幅は5〜30%ですが、昨年以降、6回も値上げを繰り返しているため、年間を通した値上げ幅は、かなりのものです」(流通業界紙記者)
食品以外にも値上げが相次ぐ。衣料品は、コロナ禍でテレワークが普及したため需要が低迷。値上げは難しいと思われていたが、
「ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、4月の決算説明会で“安易な値上げはできないが、考えに考えぬいたプライスであれば理解してもらえる”と発言しており、実際、6月7日にユニクロは、秋冬の定番衣料の値上げを発表しました」(前同)
たとえば、フリースは1990円から2990円に、「ヒートテック(極暖)」は1500円から1990円に値上がりする。
6月13日発売の『週刊大衆』6月27日号では、このほかにもまだまだある値上げ商品リストを大公開している。