プロ野球・阪神タイガース「6.15の株主総会」でどうなる?「次期監督」の名前

日刊大衆

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 矢野燿大監督の「今季で辞める」発言に端を発した阪神の次期監督人事が、ついに山場を迎える。

「親会社である阪急阪神ホールディングスの株主総会が、きたる6月15日に予定されているんです。球団の成績が低迷している場合、総会が紛糾するのは避けられない事態ですからね」(スポーツ紙阪神担当記者)

 一般の株主とともに、うるさ型の株主やタニマチ筋も集う総会は、当然、監督人事にも影響を及ぼしている。

「2018年の株主総会は、その時点ではチームは借金2だったんですが、金本監督の責任を問う声で大荒れに。結果、オフに3年契約の途中での解任となりました」(前同)

 来季の監督人事について阪神OBの藪恵壹氏は、こう指摘する。

「総会が“ガス抜き”の役割を果たしている側面は確かにある。総会の紛糾を号砲に、関西のメディアが一斉に“もう、あかん。監督辞めろ”とバッシングに転じた例もありますから」

 そんな藪氏が次期監督人事のポイントとして挙げるのが、阪急電鉄出身で、グループを束ねる角和夫CEOの存在だ。

「角さんは、岡田彰布さん(元阪神監督)と同じ早稲田大学の出身。現在、親会社グループ
内には、2006年の合併直後から向こう10年の取り決めだった“阪急は球団に、阪神は歌劇団に互いに干渉しない”という不文律もありません」(前同)

 つまりは、角氏の一存で決まるという見立てだ。こうした点や、藤川球児氏や鳥谷敬氏ら球団OBへの将来的な“禅譲”を考えても、「岡田さんが次期監督候補の筆頭」(同)という見方が支配的だという。

 さらに、こんな事情も。

「85年の日本一を起点にすると、阪神の節目は20年周期。きたる2025年には大阪万博もあるし、関西の政財界にとっても阪神には是が非でも盛り上がってほしいところ。それを考慮しても、最有力は地元での人気が根強い岡田さんでしょうね」(同)

 さらに、「3年後が勝負」と語る藪氏が、こう続ける。

「2年できっちり立て直しを図って、若い生え抜きOBにバトンを渡す。それが理想的な青写真だと、個人的には思います」

 しかし一方では、サプライズ人事を予想する声もあるという。この続きは現在発売中の『週刊大衆』6月27日号で。

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