テレワーク 評価される社員が重要視しているのは「映像」よりも「音」だった (3/4ページ)

新刊JP

「こんなことをやっていていいのか」とか「この資料で本当に評価してくれるのか」といった業務の不安だけでなく、「この会社でいいのか」「両親と上手くいかない」といった人生や人間関係の悩みも含めて、そういうものが仕事を邪魔するんですよね。

だから、仕事に取り掛かる前の準備として、不安や悩みを吐き出して、メモを取って可視化したりしながら、仕事と関係ないものは切り離すといった整理をすることが大切です。不安や悩みが整理されている状態だと圧倒的に継続できることが、95%社員に対する行動実験でも明らかになっています。

――自分のメンタルを整理するという意味では、マインドフルネスに近いものがありますね。

越川:そうかもしれません。1回自分の中を空っぽにするという感じです。多くの5%社員は朝に何もしない沈黙の時間をつくり、自律神経を整えていました。
悩みの姿が見えないから不安になるのであって、それをしっかり可視化できるようにすれば整理できますし、他の人に聞いたりして解決することもあります。それは習慣化が可能ですから、ぜひ真似をしてもらいたいですね。

■「残業沼」から抜け出したい人に読んでほしい

――今回の「時間術」を通して越川さんはどのような気づきを得られたのでしょうか。

越川:うちの会社のメンバー全員が週休3日ですし、私自身も20年以上時短仕事術を実践していましたので、時間術にはちょっと自信があったんです。でも、5%社員の分析をしていくうちに、まだまだできることがあるなと思いましたね。

――あとがきに「「5%社員」のテクニックは思った以上にシンプルで、「始めること」「続けること」「気づくこと」の3点に集約されました」と書かれていましたが、時短術の内容自体もすごくシンプルだと思います。

越川:本書に特別なことは全く書かれていないんです。でも、なぜかみんなできていない、やっていないことばかりなんですよね。

「当たり前のことができないのは何故か」ということが本書のテーマだったのですが、そこを大きく分けるのは時短の原理・原則を知っているかどうかなんです。

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