それ何製?バクテリア製。細菌で作ったかっこいいサングラスが開発される (3/4ページ)
光合成を行い酸素を発生させる新システムにより、地球に酸素をもたらしながら過去5回にわたる大量絶滅を生き延びたシアノバクテリアは現在、ほぼすべての生息地に存在する。・シアノバクテリアの痕跡は世界最古の化石ストロマトライト
従来にない能力で過酷な環境を乗り越えてきたシアノバクテリアの痕跡は、世界最古の化石といわれる「ストロマトライト」からもうかがえる。
貝殻や真珠や歯など、生物がミネラル(無機物)を形成する作用をバイオミネラリゼーションと呼ぶが、藍藻類と堆積物から形成されたストロマトライトは、バイオミネラリゼーションの象徴になっている。・シアノバクテリアのバイオミネラリゼーションでサングラスを
2021年6月に米マサチューセッツ州でこのプロジェクトを発表したフェラーリさんによると、このプロジェクトのヒントは米コロラド大学ボルダー校の研究だった。
その研究では、シアノバクテリアのバイオミネラリゼーションで頑丈なレンガができることを実証していた。
そこからシアノバクテリア製の原料を使うサングラス作りを思いついたのだ。
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image credit:Cinzia Ferrari
なおフレームにみられる波打つような形状は、原料の作り手であるバクテリアの成長パターンを表している。
フェラーリさん自身が生きたバクテリアを顕微鏡で観察し、独自の構造を形成する過程でみられる特徴をデザインの一部に取り入れているのだ。