知られざる鎌倉温泉郷…鎌倉殿こと源頼朝も愛した隠し湯伝説を紹介! (2/3ページ)

Japaaan

「いやぁ、あの時は死ぬかと思ったよ」

「その程度の怪我で良かったのぅ」

なんて会話や談笑がこだましていたのかも知れません。

かつては鎌倉五山の第二位・円覚寺(えんがくじ。北鎌倉駅のすぐ前)の僧侶たちも湯治に来ていたと言います。

やがて明治時代に入り「マッチの火が水に引火した」ことから、ラジウムを含んでいることが判明。

天神山のふもとに「ラヂウム温泉」の存在が確認できる。「新鎌倉鳥瞰図」大正11年(1922年)より

山崎温泉の位置。「鎌倉及江ノ嶋地圖」昭和7年(1932年)より

このころ温泉旅館「山崎園」が開業。背後にそびえる天神山(北野神社)の尾根に建立された四国八十八ヶ所の石仏と相俟って、ちょっとした観光名所として賑わったと言います。

「鎌倉で温泉に浸かってくる」

そんな会話が、昭和初期(戦前)まで聞かれたということです(一説にはバクチ宿だったとも)。

終わりに

その後いつしか山崎園は廃業、鎌倉に温泉が湧いていたことを知っている人もすっかり少なくなりました。

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