トトメス3世がUFOを目撃していた!古代エジプトの「トゥリ・パピルス」 (1/3ページ)
世界各地の言い伝えで時折、まるでUFOや宇宙人がやってきたとしか思えない描写が出てくることがある。日本の伝説では「虚舟の蛮女」の話が一番有名だろう。他にも中世の宗教絵画でも、まるでUFOのような「人が乗り込み、空を移動する球体」が描かれることもあり、これもUFOとの関連性がささやかれたりする。
だが、歴史をさかのぼればもっと古い記録も存在する。例えば、紀元前1440年の古代エジプトで、当時のファラオであるトトメス3世の書記官が記録したとされる報告書によると、下エジプトの上空に「火のような円盤」が浮かんでいるのが目撃されたという。
「タイムトラベルは可能であり、他の世界を訪問するのに役立つ可能性がある」 アメリカ国防省のUFOファイルに書かれた驚きの文言
この記録は、1933年にバチカン美術館のエジプト部門のディレクターであったアルベルト・トゥリがカイロの骨董品店で発見した、いわゆるトゥリ・パピルスに記録されていたもの。当時、トゥリ氏はその店からオリジナルのパピルスを買う金を持ち合わせていなかったため、代わりにヒエログリフの文字を写し取った。
その後、エジプト学者のボリス・ド・ラシェヴィルツ公がヒエログリフを転写・翻訳し、パピルスの内容がトトメス3世の年報の一部であることが判明。人類学者のR・セドリック・レナードによって、より分かりやすく翻訳された文面は次のようなものであった。
「22年、冬の第3の月、昼の6時、生命の家の書記たちが、奇妙な炎の円盤が空からやって来るのを目撃した。それには頭がなく、その口の息は悪臭を放っていた。その体は長さ一竿、幅一竿であった。また、声もなかった。それは陛下の家に向かっていったので、彼らは混乱し、地面に腹ばいになった。彼らは王のところに行き,それを報告した。陛下は生命の家にある巻物を調べるよう命じ、今起こっているすべての出来事について瞑想された」
「それから数日たつと、空にはかつてないほど多くのものが現れた。それは太陽の明るさ以上に天空で輝く、強力な炎の円盤であった。