東京の植木屋が伊豆修善寺に「空き家」と「耕作放棄地」を再生利用した研修施設を開設! (1/2ページ)

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株式会社クイック・ガーデニングのプレスリリース画像
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庭木のお手入れサービスを手掛ける、株式会社クイック・ガーデニング(東京都府中市、代表取締役 渡辺則夫)は、修善寺(静岡県伊豆市)に空き家と耕作放棄地を再生利用した技術研修センターを設立しました。

【研修センターを設立した経緯】
当社には庭木の手入れを担う植木職(『植木カットデザイナー』と呼んでいます)が170名ほど在籍しており、毎年新たなカットデザイナーが新人として加わります。
実はカットデザイナーの8割以上が元々企業や公務員で働いていた方たちで、庭木の手入れ未経験からのスタートです。そのため、当社としては短期間で技術を習得しお客様から頼りにされるサービスマンとして活躍していただくために、当社独自の研修プログラムと本部のサポート体制構築に創業当時から力を入れてきました。
近年、お客様がお庭に求める趣向が多様化してきており、新たなニーズに柔軟に対応するための研修が実施できる研修施設と研修フィールドの整備を目指してきました。

【修善寺に設立するに至ったきっかけ】
神奈川在住のあるカットデザイナーのご実家が修善寺にありましたが、兼業農家をされていたご両親が亡くなられて以来、実家は空き家状態に、農地は維持管理以外は休耕状態になっていました。そのカットデザイナーは病気のため54歳の若さでお亡くなりになり、奥様が相続したものの義理のご両親の家であり物理的な距離もあって、空き家の管理も農地の維持も不可能な状況になってしまいました。
当社はその空き家と農地を借り受けて、建物は宿泊研修施設としてリノベーションし、畑は様々な技術研修ができるように整備しました。
当研修センターは建物も畑も自社だけが使用する施設とはせず、地域の方との交流の場としても活用し、地域と共に地域活性化につながる拠点となっていけるよう発展させていきたいと考えています。

【社会的背景と当社の取組み】
現在、空き家数は全国で820万戸にものぼり、少子高齢化の進行とともに年々増加しています(総務省、住宅土地統計調査より)。理由として多いのは、実家を離れて遠方に暮らしている場合、両親が住んでいた自宅(実家)を相続しても、誰もその家に住む人がいなくなってしまうケースです。

「東京の植木屋が伊豆修善寺に「空き家」と「耕作放棄地」を再生利用した研修施設を開設!」のページです。デイリーニュースオンラインは、耕作放棄地SDGs修善寺空き家相続ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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