源頼家の妻つつじ(北香那)のモデル・辻殿は、どんな女性だったのか?【鎌倉殿の13人】 (4/4ページ)
とうぜん、正室の生んだ男児は嫡男となる」
そんなことを頼家が言ったのでしょうか。あるいは最初こそ辻殿が正室だったものの、若狭局に先を越されてしまったため、(側)室に格下げされたのかも知れません。
この辺りのいざこざ感を、大河ドラマではどのように描くのでしょうか(あるいは割愛するかも知れませんが)……少なくとも、平穏に終わることはなさそうです。
終わりに果たして一幡は頼家幽閉に伴って殺され、公暁は出家して鎌倉殿の座は千幡(せんまん)改め源実朝(演:柿澤勇人)が継ぐことに。
「親の仇はかく討つぞ!」実朝を暗殺する公暁。香朝楼「歌舞伎新狂言 星月夜」より
本当なら、自分が鎌倉殿を継ぐはずだったのに……成長した公暁が実朝を逆恨みし、ついには暗殺してしまうのは広く知られる通りです。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では正室として扱われる“つつじ”。彼女と公暁の母子がどのように描かれ、また若狭局らと対峙していくのか。今から楽しみですね!
※参考文献:
国史大辞典編集委員会 編『国史大辞典 4 き-く』吉川弘文館、1984年1月 坂井孝一『源氏将軍断絶 なぜ頼朝の血は三代で途絶えたか』PHP新書、2020年12月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan