まだまだコロナの脅威は収まらない!夏にぴったりの免疫力アップ食材は?

日刊大衆

画像はイメージです
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 順調に収束に向かっているかに思われたコロナ禍だが、異変が起きている。

「6月28日、島根県では過去最多の305人もの新型コロナの新規感染者が確認された。東京都でも、10日連続で前週を上回る感染者を確認しています。合わせて20の都府県で感染者が増加傾向にあり、国の専門家会議は、“感染者の増加も懸念される”という見方を示しました」(全国紙厚労省担当記者)

 医療ジャーナリストの牧潤二氏は言う。

「ウイルスである新型コロナは、低温で乾燥する冬に流行するのは当然ですが、夏にも感染が拡大するのが特徴です。しかも、流行と収束を繰り返す感染周期を分析すると、次のピークは9月。7~8月にかけて、感染者がさらに増える恐れがあります」(前同)

 これに加え、新たな変異株の脅威も迫っている。

「オミクロン株の派生型『BA.5』が全国各地で確認されています。南アフリカで発見されたこの変異株は欧州で広がり、WHO(世界保健機関)も監視リストに追加しました」(前出の厚労省担当記者)

 この変異株は、現在主流の『BA.2』に比べて、感染力や病原性が高いだけではない。

「東大の研究チームによると、感染を防ぐ血液中の抗体効果を約2倍弱めるともいわれています。国民の危機意識も薄れていますし、従来、コロナ対策の要だったワクチン接種も、4回目の接種者は、対象が高齢者などに限定されたこともあって、頭打ちですね」(前同)

 となると、この夏に重要なのは、コロナから身を守る体づくりなのだ。そこで今回、免疫力を高めるのに効果的な“旬の食材”を紹介していこう。

 管理栄養士の望月理恵子氏が、その筆頭に挙げたのはパプリカだ。

「野菜や果物の中でもビタミンCが特に豊富。免疫アップに欠かせない抗酸化力を高めてくれます。それからβ -クリプトキサンチンという健康成分が、体内で免疫タンパク質を作る働きを促してくれるんです」

 調理方法は、さっと油で揚げるのがベスト。

「そうすれば、生で食べるよりも、より効率的にβ -クリプトキサンチンを摂取できます」(望月氏/以下同)

 逆に生で食べたいのが、ミニトマトだ。

「トマトでもよさそうですが、抗酸化力を高めるリコピンの含有量は、ミニトマトのほうが3倍も多いんです」

 このほかの免疫力アップ食材は、7月4日発売の『週刊大衆』7月18日号で大紹介!

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