モテたくてついた嘘から大変なことに……「キモさと本気さは紙一重」を痛感した経験談 (3/3ページ)

マイナビウーマン

ということで、レンタカーを借りて何日も運転の練習をしました。一般道はもちろん、高速道路や雪道も。練習で当日行く予定のスキー場まで一人で運転して帰ってきたこともあります。

その甲斐あってか、当日は当たり前のように運転して、当たり前のようにスノボをして楽しめました。

しかし、帰りの道で僕の好きな子が「今、好きな人がいて。バイト先の先輩なんだけど」と話し始め……。この時、(もう俺にはスノボしかないな)と感じました。

僕にとってはモテたくてついてしまった嘘から始まった半年間の壮大なプロジェクトですが、彼女にとっては楽しい冬の一日に過ぎなかったのです。

■イタい恋から得た教訓「キモさと本気さは紙一重」

今考えると己の猟奇的とも言える行動に(何やってたんだろ。必死だな。当時の自分、キモイな)と感じるのですが、これは僕に限ったことではなく、世の中の定説として「恋愛すると人はキモくなる」というものがあるのです。

人間は恋愛すると間違いなくキモくなります。それは、時々SNSに晒されるLINEのスクショや、恋愛リアリティショーと言われている番組を見ていればよく分かるはずです。

みなさんも、僕のような自分をよりよく見せようと知ったかぶりをしたり、ロマンチックを演出したり、偶然を装ったり、嘘をついたり。そんなことが、なんかあったと思うんですよ。無いとは言わせませんよ。

僕らは大人になればなるほど、賢くなり、ずるくなってしまい、傷つかないように、恥をかかないように、変なやつと思われないように、何でもかんでもスマートに終わらそうともしちゃうんですけど、キモさと本気さって本来は紙一重なんだよなぁ、時々自分のことキモイと思えるくらいの恋愛も必要なんだろうなと、今回このコラムを書きながら思いました。

(文・ウイケンタ、イラスト・菜々子)

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