モテたくてついた嘘から大変なことに……「キモさと本気さは紙一重」を痛感した経験談 (1/3ページ)
「大人の条件は何か」と問われれば「過去の失敗や修羅場を笑って話せる人」と答えます。人は皆、過ちを繰り返し、反省し、自分を許しながら大人になっていくのです。
特に恋愛において人は多くの過ちを犯してしまうもの。みなさんも今思い出すと「なぜあんなことをしたんだろう」と恥ずかしくなり、枕に顔を突っ伏して懊悩してしまうような思い出がいくつかあるはずです。
今回はそんな過去の過ちを、39歳で独身を謳歌する僕がお話しさせていただきます。
■好きな人の趣味に話を合わせてしまう功罪
若き頃の僕はとにかく「女性は自分と共通点が多ければ多いほど好意を抱いてくれるに違いない」と信じていました。これは女性も同じかもしれませんね。だから、気になる異性が「このバンド好き」とか「この食べ物が好き」と言えば「俺も(私も)それ好き」と言ってしまうのです。
僕の場合の問題は、そのハードルが低いこと。時に自分が全然好きじゃないものや、全く知らないものだったりしても「俺もそれ好き」と言ってしまうのです。
例えば映画。しんどかったのは、好きな女性が「フランスの映画が好きだ」と言った時。「好きな映画はタイタニックとアルマゲドンです」と言っていた僕も、その瞬間からフランス映画好きになります。とりあえず次のデートまで何本もフランスの映画を見ました。アメリカよりもはるかに覚えにくい名前の監督や俳優さんも覚えました。
その中で特につらかったのは、その子が好きな映画のほとんどがモノクロ映画ということ。しかも、物語が難解なものが多く、(何が面白いんだろ……)と眉にシワを寄せながら何本も見た記憶があります。
でも、これくらいはもしかしたらみなさん経験あると思うのです。しかし、そんな僕が今もなお、いつ思い出しても(あれはやりすぎだったな……)と感じることがあります。
■「雪国出身ならスノボ上手いよね?」「もちろん!(嘘)」
それはスノーボードです。確か21歳だったと思います。