モテたくてついた嘘から大変なことに……「キモさと本気さは紙一重」を痛感した経験談 (2/3ページ)

マイナビウーマン

気になる女性に「そういえば山形出身だったよね? 雪国の人ってスノボ上手でしょ? 私、2回しか行ったことないけどスノボって楽しいよね。スノボ行きたい」と言われて、「俺もスノボ好き。めちゃくちゃ上手いよ。雪国なんてスノボしかすることないから。冬になったら行こうよ。教えてあげるよ」と言ってしまったのです。

雪国の人って寒さに強くてウインタースポーツが上手いと思われがちですが、寒いもんは寒いし、ウインタースポーツしたことない奴なんて山ほどいるもの。

これで終わるなら良いのですが、時々引くに引けない状況が訪れます。その時は「じゃあ冬に何人かで泊まりでスノボ行こうよ。今友達に連絡しちゃうね。なかなかスノボ連れてってくれる人いないから助かる!」と、どんどん具体的になってしまったのです。

■モテたいがためにスノボに時間とお金を費やす

それから大変でした。スノボやったことないなんて口が裂けても言えません。なぜなら、モテたいから。

まず、夏スキーができる場所に初心者向けの合宿に行きました。もちろん1回の合宿では上手になれないので「人に教えられるくらい」になるまで何回も通います。

道具も一式揃え、バイト代はスノボのギアや合宿代に全部溶けました。さらにはスキー場に行けない時も本やDVDで勉強するほどの入れ込みよう。スノボがうまくなると聞けば、スケボーの教室にも通いました。

……と、こんな風に僕はスノボに膨大な時間とカロリーとお金を費やしてしまったのです。結果、冬が来る頃にはアマチュアの大会で優勝できるくらいの腕前になってしまいました。

■準備万端。しかし現実は甘くなく……

予定よりうまくなっちゃったけど、とにかくこれでモテるに違いない。そう安心したのもつかの間。想定外のことが発生しました。スキー場までの運転です。当時の僕は、免許証は持っていましたが、ペーパードライバーでした。何人も乗れる大きな車で、しかもスキー場までの雪道運転なんかできるわけありません。

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