巨人・戸郷、桑田コーチの指導でヤクルトにリベンジ? 乱調から立ち直らせたアドバイスとは (1/2ページ)

リアルライブ

桑田真澄
桑田真澄

 まだ遠いが、「射程圏内」まで距離を縮めたようだ。

 7月5日、東京ドームで行われた東京ヤクルト戦に巨人が勝利した。すでに東京ヤクルトにはマジックナンバー51が点灯している。2位巨人が戦意喪失となれば、セ・リーグのペナントレースは本当に終了してしまう。

 1996年メークドラマは11・5差、08年のメークレジェンドは13.0差を引っくり返しての逆転優勝だった。同日の勝利で、「12・5差」。この1勝は大きい。

 「ヤクルト先発の高橋奎二は今季巨人戦に3試合先発し、3勝。高橋に苦手意識を持つ巨人打線が初回にいきなり5連打、高津臣吾監督が『研究されている』とこぼしたように、対策を講じて臨んでいたのは間違いないと思います」(プロ野球解説者)

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 初回の5連打3得点だが、巨人打線が捉えたのは、全て変化球だった。

 過去3戦、高橋の快速球にきりきり舞いさせられていた。そのストレートには手を出さず、「変化球狙い」で臨んだようだが、巨人サイドからは少し異なる内容の証言が聞かれた。

 「高橋って、あんなに変化球が多かったか?」

 高橋のピッチングはストレート中心、「7対3」くらいでストレートを投げてくる。

 しかし、この日はストレートと変化球の割合がほぼ同じだった。

 「過去3戦と異なるイメージで翻弄させてやろうとしたのでしょう。その作戦が裏目に出てしまったようです」(球界関係者)

 巨人の先発・戸郷翔征も“手探り状態”だった。先に点を許したのは戸郷の方であり、2回を終了した時点で投球数はすでに50球を超えていた。

 「今日も『桑田塾』が見られました」(前出・同)

 自軍の攻撃中、桑田真澄投手チーフコーチが投手の隣に座り、何かを語りかけてくる。こうした光景がよく目につくのだが、その内容は明かされていない。

 「投手によって内容が異なるみたい。

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