マツコ、“アニソンの世界”の名MCぶりに称賛の声「本質を見抜く目はさすが」

デイリーニュースオンライン

『マツコの知らない世界』TBS公式サイトより
『マツコの知らない世界』TBS公式サイトより

 7月5日に放送された『マツコの知らない世界』(TBS系)で見せた、マツコ・デラックス(49)のMC力の高さに絶賛の声が集まっている。

 この日のテーマは「マツコの知らないアニソンの世界」。幼少期から日本のアニメを見て育ち、その魅力に取りつかれて単身日本に移住したイタリア人女性のユリコタイガー(29)を案内人に迎え、新旧問わずさまざまなアニソンを紹介する構成となっていた。

 イタリア人ならではのノリの良さゆえか、ユリコタイガーはどんな曲を紹介するときでも常にノリノリ。いきなり歌い出したり、身振り手振りを交えて力いっぱい説明したりする姿は、暴走しているようにも見えたが、そこはさすがマツコ。適度に「なんか……かわいいとも、ちょっと違うキャラね」となだめながら進行していた。

 日本のアニソンのほとんどは89秒の尺に収められていて、そのなかでも、テレビアニメ『うみねこのなく頃に』(テレビ神奈川他、全国U局系)のオープニングテーマであった『片翼の鳥』は展開が素晴らしいとユリコタイガーは絶賛。曲を聞きながら、マツコは合いの手を入れるように「これって私が初めて『ボヘミアン・ラプソディ』を聞いたときの感覚に似ているのよ。あの曲もバラードかと思ったら、いきなりロック調になるじゃない。日本のアニソンには作家性があって、急にテンポが変わるところと同じなのよね」と、共感の姿勢を見せていた。

 マツコの共感がよほどうれしかったのか、ユリコタイガーはさらにテンションを上げ、『美少女戦士セーラームーン』(テレビ朝日系)のテーマソングであった『ムーンライト伝説』など、最後まで全力でアニソンを紹介。その無邪気な姿にマツコは目を細め、「日本が世界でこれだけ戦えるコンテンツはアニソンしかない」と、アニソンのパワーを認めていた。

 基本的にアニソンは、マツコの興味の対象外。それでも自分が知っている最大限の知識を披露し、ユリコタイガーと堂々と渡り合ったマツコに対して、「マツコさん、ボヘミアン・ラプソディとアニソンを繋げる辺り司会としての敏腕っぷり発揮してて凄かった」「マツコのやつ国籍のみならず世代も違い過ぎてすれ違いが凄かったな。でも相変わらず本質を見抜く目はさすが」と絶賛の声が上がっていた。

「ときどき明らかにマツコの興味がなさそうなテーマが取り上げられることもありますが、そんなときにこそ、かえってマツコのMC力の高さが際立ちますね。アニソンファンからも今回の放送はおおむね好評でした」(芸能ライター)

 安定した人気を誇る当番組の最大の魅力は、やはりマツコのMC力にあると言えそうだ。

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