覚鑁上人によって広まった五輪塔 名前の由来や発祥、歴史を解説 (2/2ページ)
天台宗も密教なので五輪塔は建立するが、「南」「無」「阿弥」「陀」「仏」の場合と、梵字の場合とがある。
浄土真宗では基本的には五輪塔は建立しない。浄土真宗は阿弥陀仏の力によって極楽往生できるため、追善供養は不要であるという考えだからである。
浄土宗は供養塔として建立する場合もある。その時は梵字を刻むのではなく「南」「無」「阿弥」「陀」「仏」と五つに分けて文字を刻む。
曹洞宗、臨済宗も五輪塔を建立することがあり、「空」「風」「火」「水」「土」と刻まれていることが多い。
日蓮宗は「妙」「法」「蓮」「華」「経」が刻まれている。
五輪塔は江戸時代中期に現在のような墓石が主流になって作られなくなってきたので、五輪塔の墓は古いものだと言える。