植物はストレスを受けて辛い時、鎮痛剤を生成して自己治療する (2/5ページ)

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 カリフォルニア大学のリバーサイド校の植物学者ウィルヘルミナ・ファン・デ・フェン氏は、「私たちと同じように、植物も頭痛薬を飲むようなもの」と説明する。

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強い光によるストレスで変色していった植物 / image credit:Jin-Zheng Wang/UCR・ストレスでサリチル酸が生成される仕組み
 ストレスにさらされた植物が見せる複雑な連鎖反応について理解を深めるため、ファン・デ・フェン氏らは今回、「シロイヌナズナ」の主要なストレス・シグナル伝達経路を遮断し、生化学的分析を行った。

 どんな生物も環境ストレスを受けると、「活性酸素(ROS)」なるものを作り出す。例えば、海で日光浴していれば、こんがりと肌が日焼けするだろう。これは活性酸素の刺激で、肌にメラニン色素が作られるからだ。

 植物にとってのストレスとなる出来事は、害虫や干ばつ、あるいは過度の暑さといったものだ

 。このとき作られる活性酸素は多過ぎれば有害だが、適量ならサリチル酸のような防御ホルモンを作り植物を守ってくれる。だから、そのコントロールが重要になる。
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