「出会い頭」「右左折」に注意を!65歳からの生涯無事故運転術

日刊大衆

画像はイメージです
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 いよいよ夏本番。車でのレジャーを計画している人も多いことだろう。

 一方で、コロナ禍で外出する機会が減ったこともあり、ハンドルを握ることに不安を感じる、というシニアの声も聞こえてくる。

「スーパーやコンビニの駐車場で、アクセルとブレーキを踏み間違えた高齢者が店に突っ込んだというニュースを、よく聞くしね。前に池袋で起きた元官僚の暴走事故も、他人事とは思えないところがあるよ」(60代男性)

 統計上では、高齢者による交通事故は減っている。

「今年6月に警視庁が発表したデータによれば、昨年、65歳以上の高齢運転者が起こした事故は4370件です。事故全体に占める割合は15.8%で、3年前の18.1%から減少しています」(交通ジャーナリスト)

 ただ、高齢者が起こす事故には特徴があるという。

「2017年に交通事故の分析を行っている公益財団法人が発表したデータによれば、死傷事故の原因で一番多いのは“追突”ですが、高齢運転者に限ると、“出合い頭の事故”が29%でトップです。また、追突に続いて、“右左折時”の事故の比率も16%と高くなっています」(前同)

 つまり、出合い頭と右左折時の事故を減らせれば、高齢者は事故のリスクを大幅に減らせることになる。

 そのためには、何に気をつけて運転するべきなのだろうか。レーシングドライバーで、自動車評論家の松田秀士氏は、こう助言する(以下、発言はすべて同氏)。

「まずは、自分の老化を認識することです。日々の生活で、1日が早く過ぎると感じたことはあるでしょう。それは、細かい時間を認識できなくなっている証拠。つまり、交差点でやって来る対向車も、とっさに捉えられなくなっているんですね」

 また、老化は目にも影響を与えるという。

「視力は正常でも、眼球周辺の筋肉が衰えれば、動体視力は落ちています。老眼も進んでいますし、脳も疲れやすくなっています」

 現在発売中の『週刊大衆』8月8日号を読んで、生涯無事故を心がけよう。

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