有休を取る部下と、怒る上司。中間管理職が抱える「板挟み問題」の解決策 (1/2ページ)
今回のお仕事ハックは「中間管理職としての立ち回りが難しい」お悩みについて、コラムニストのヨダエリさんがアドバイス。
中間管理職としての立ち回りが難しい
私はなるべく部下には働きやすい環境を保ってほしいと思っています。そのため、部下が有給休暇を取りたいと言えばもちろん承諾しています。ただ、私の上司には「君の部下は休みすぎじゃないか? 業績が上がっていないのにその調子で大丈夫か?」と言われ、どうすればいいか分からなくなってしまいました。中間管理職である私が一番にやることは何なのでしょうか……? (20代/IT関連技術職)
あっちを立てるとこっちが立たない……中間管理職は悩ましいもの。あなたは優しい人だと思うので、なおのことツライかもしれません。でも、ここは会社である、ということを忘れないようにして考えていけば、やるべきことが見えてくると思います。
まず前提として、部下には有給休暇を取る権利があります。あなたが部下の希望を受け入れるのは間違っていませんし、部下の働きやすさを考えてあげているのも素晴らしいことです。
ただ、権利と義務はセット。上司が「休みすぎじゃないか」と言ってくるのは、部下がやるべき仕事をしていないのに休んでばかりいるように見える、少なくともその可能性を感じているということです。
そんなことはない、部下はやるべきことをやっている、と思うのであれば、それを上司に伝えましょう。義務を果たしている部下には休む権利があり、それを止めようとすることの方が問題なので。
一方、部下がやるべきことをしているかは分からない……という場合は、今後、部下が休みたいと言ってきた時には「業務の調整はついてる?」と確認するようにしてみては。休んでも支障がないよう早めに自分の作業を進めているか、誰かにカバーしてもらえるよう頼んでいるか、などなど。
そして、もし部下が口ごもったら、「休むのはかまわないけど、調整はきちんとしてね」と伝えましょう。
その後どうなるかは、いくつかのパターンが考えられます。