「ポルターガイスト」という現象を名付けた女性、キャサリン・クロウ (1/2ページ)

リアルライブ

画像はイメージです
画像はイメージです

 誰も触れていない家具がひとりでに動き出す現象、ポルターガイスト。ホラーで霊のいる証拠として演出されることもあるが、実際にカメラに記録されることもある。

 この現象が一般的に知られるようになったのは、1982年公開の映画『ポルターガイスト』が最初だとされている。この現象の周知に一役買ったのが監督のスティーブン・スピルバーグであるならば、この言葉を最初に英語圏に導入したのは超常現象研究者のキャサリン・クロウだという。

 1848年、クロウは著書『The Night-Side of Nature: or Ghosts and Ghost-Seers』を出版した。この書籍はこれまでに記録された幽霊をはじめとする、科学で容易に説明できないあらゆる超自然的な現象や霊体験を網羅的に記録した、当時としては珍しい書籍であった。

 ​数百万人が亡くなった人からメッセージ受け取った? イギリスで行われた大規模調査の結果​​​

 1790年に英ケント州に生まれたクロウは、1833年にエジンバラに移り住むと、小説で生計を立てるようになった。小説や短編小説をいくつか発表した彼女は、ロンドンの作家たちと交流し、チャールズ・ディケンズの文通相手にもなった。歴史家のキャロライン・ニールセンによると、クロウは当時の犯罪小説では珍しい女性探偵を主人公にした作品を発表しているという。

 そして彼女はノンフィクション作品『ナイトサイド』の中で、『ポルターガイスト』と『ドッペルゲンガー』という2つのドイツ語による単語を生み出した。

 ポルターガイストは2つの言葉からなり、「ノックする」の意味の「ポルターン」、「幽霊、精神」を意味する「ガイスト」を組み合わせた。したがってポルターガイストは「ノックする霊」、つまりノックなどのいたずらをして自分の存在を知らせようとする霊をさすことになる。

 ポルターガイストというと、ひとりでに重い家具が動く様子が記録されたりもするが、物に働きかけて自分の存在をアピールしようとする霊だと考えれば問題ないだろう。

「「ポルターガイスト」という現象を名付けた女性、キャサリン・クロウ」のページです。デイリーニュースオンラインは、エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る