人を傷つける言葉は実際にビンタされた時と同じダメージを脳に与え、長くとどまる (4/5ページ)

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これは、望ましくない社会行動に対する私たちの感性を示しただけでなく、こうした行動の評価は、ある程度自動的に行われているという考えとも一致します

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・人間はネガティブな言葉により注意を向ける
 賛辞の言葉もP2効果を引き出すが、侮辱ほどは強くない。

 賛辞と侮辱の言葉のどちらかに被験者の実際の名前が使われた場合、使われなかった場合に比べて、P2信号は強くなり、皮膚の伝導性が高くなる。

 どうして人間が、自分自身に向けられた賛辞や侮辱に、特に敏感に反応するように進化してきたのか、その理由を説明できる進化的な圧力があるのかもしれない。
自分に直接向けられた侮辱は、自分自身だけでなく自分の評判への深刻な脅威になります。

家族間を超えて協力を行うようになった超社会的な種族のメンバーにとって、自分の評判をおとしめる脅威は軽視できません。

侮辱は他人を傷つけ、誰がそうしたがっているかがわかるもので、周辺あるいはグループ内で社会的な対立があることを示すものです。

超社会的な種族のメンバーは、こうした言葉による平手打ちに注意を払いたいと思うでしょう。

協力を重んじる種族にとって、言葉の暴力や実際の平手打ちなどの攻撃的なスタンスは、その攻撃対象者だけでなく、それを見た人にも、自動的にネガティブな感情を引き起こす可能性があります
 今回の発見は、人間がポジティブな言葉や状況よりも、ネガティブなほうにわざわざ選択的により注意を向ける、「ネガティブバイアス」をもっていることを示す証拠も示している。
ネガティブバイアスの研究によって、人はだいたい否定的な出来事のほうに特に敏感であることが明らかになりました。
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