嵐の時に木の下にいると危険!雷が木を直撃、雨宿りをしていた4人の男性が倒れる
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「嵐の時に決して木で雨宿りしてはいけない」そんなメッセージと共にtwiiterに投稿されていた動画が話題となっている。
嵐の中、木の下で雨宿りをしていた4人の男性だが、雷が木を直撃する。男性らは次々と倒れていくのだ。落雷の恐ろしさを物語っている。
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Lightning strikes four men standing under tree in a Gurgaon park, all fall to the ground・雷が木を直撃し、雨宿りしていた4人の男性が次々と倒れる
この事故はもともとは2021年3月、インド、グルガーオン市で起きたものだ。雨と雷が吹き荒れる中、4人の男性は木の下で雨宿りをしていた。その時の様子が監視カメラにとらえられていた。
するとその木に雷が落ちたのだ。
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すぐに3人の男性が倒れ、残りの1人もその後ゆっくりと倒れていく。
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落雷の恐ろしさがとてもよくわかる映像だ。この4人は庭師だったそうだ。全員が救急車で運ばれ、そのうちの1人は亡くなったそうだ。
残りの3人は一命をとりとめ、入院しながら病院で治療をうけたという。
この映像が最近、Twitterのインフルエンサーにより投稿されたことで再び話題となった。「嵐の中で木の下に立ってはいけない」と警告している。
・雷が鳴っているときに木の下で雨宿りしたらダメ!絶対Don't stand under a tree when it rains☹️
— Tansu YEĞEN (@TansuYegen) August 10, 2022
pic.twitter.com/1jRKEf5Uv6
雷は高いところに落ちると言われているが、同じ高さなら、木も鉄塔も素材に関係なしに、落雷を引き寄せる。
もし雨宿りをしていた木に雷が直撃した場合、落ちた雷が木の幹を離れ、近くにいる人や物を通って、地面に逃げるという現象が起こることがある。
これは『側撃雷』といい、人体が樹木よりも電気を通しやすい性質を持っているために起こる現象だそうだ。木の下で雨宿りなどをしていて死傷する事故は、ほとんどがこの側撃雷が原因だという。
避難できる建物がない場所で雷が聞こえた場合は、木や木造建築の軒下、高い建物、金属などから離れて、なるべく低い姿勢を保つようにしよう。
References:Four gardeners are blasted by lightning, one of them fatally, as they huddled under a tree during a storm in India / written by parumo
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