170年前に新聞掲載された謎の暗号メッセージの一部が解読される。フランクリン遠征の捜索隊に関連していることが判明 (3/6ページ)
1992年の『 Cryptologia』誌に発表された論文によると、「暗号文の緯度・経度と、北西航路を探す遠征隊との間に関連がある可能性」が指摘されたというのだ。
ここで、悲劇のフランクリン遠征隊のことに触れてみよう。
1845年5月19日朝、フランクリン探検隊は、北極海を通って大西洋と太平洋を結ぶ、北西航路の開拓を目指して、イギリスを出航したが、船が氷に阻まれて動けなくなってしまった。
多くの乗組員は、持参した物資で丸2年は生き延びることができたが、最終的に全員が死んだ。
その5年後、海軍提督リチャード・コリンソンが捜索隊を率い、カナダ北極圏でフランクリンと乗組員たちを探す遠征に出発した。
結局は失敗に終わったこのミッションが行われたのは、1850年から1855年の間のことで、暗号メッセージが掲載された期間と奇妙にも一致している。