中世の修道士たちは寄生虫まみれだった。遺骨調査で明らかに (3/4ページ)
なのになぜ、修道士の方により多く存在していたのだろう?
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発掘されたアウグスチノ会の修道士の遺骨(左)と骨盤(右上)、ベルトバックルの残骸とバックルの拡大図( (右下) / image credit:Cambridge Archaeological Unit/ Science Direct ・家庭菜園の肥料として人糞を使っていたことが原因か?
せっかくの水道で手を洗わなかったのだろうか? それについては定かではないが、寄生虫感染が多いのは家庭菜園のせいではと推測されている。
修道士は自分たちで野菜を育てていた。そこで人間やブタの糞を、肥やしとして使っていた可能性があるのだ。
1つの可能性として、修道士は畑に人糞をまいていたのかもしれません。中世では普通のことですが、それで寄生虫の感染が繰り返されたのかもしれません(ミッチェル博士)
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・修道士も結構気にしていた
こうした修道士は、寄生虫にまったく無関心だったわけではなさそうだ。
この時代の資料からは、当時の人々が回虫や鞭虫についてかなりよく知っていたことがうかがえるという。
例えば、ケンブリッジで発見された、フランシスコ会修道士によって書かれた14世紀頃の文献には、感染を緩和する治療法が提案されているそうだ。