新米の季節がやってきた!47都道府県別「秋の食卓」ごはんのお供ランキング! (2/2ページ)

日刊大衆

酒のつまみのイメージが強いですが、実は、漬物に移った甘い燻製香や、米糠の素朴な味は、ごはんと相性抜群なんです」(料理研究家)

■第8位は、イカの塩辛(佐賀県)!

 各地の名物を食べ歩いてきた、B級グルメライターの田沢竜次氏は、いぶりがっこの独自の楽しみ方を教えてくれた。

「ごはんと漬物では少し物足りないと感じる人は、いぶりがっこを刻んで、ポテトサラダと合わせましょう。ポテトのホクホク食感に、漬物の塩気がきいて、とても食べ応えのあるごはんのお供に変身します」

 続く第8位は、イカの塩辛(佐賀県)だ。

「イカのうま味をダイレクトに感じられるのはもちろん、ひんやりと冷えた塩辛と一緒にアツアツごはんをかき込むと、温度差がある組み合わせがたまりません。地方でお求めの際は、土産物屋よりも、町に根づいた魚屋さんを覗いてみましょう。その土地独自の塩辛を発見できます」(前同)

 呼子のイカで有名な唐津市の居酒屋では、柚子やサザエなどを入れた特製塩辛が提供されているという。現地を訪れた際は、ぜひ探してみてもらいたい。

 魚介、漬物に続いて、お次は肉料理が登場。第7位には、油みそ(沖縄県)がランクインした。

「みそと、細かく切った豚の脂身を炒め、泡盛などで味を調えた郷土料理です。肉のうま味がみそにしみ込んだ、その味わいは唯一無二。豚肉の食文化が強い地域では定番のおかずで、熊本県や鹿児島県にも似た料理が存在します」(同)

 中でも、「アンダンスー」と呼ばれている、沖縄の油みそは高い人気を誇る。

「県民にはコンビニおにぎりの具として人気があり、観光客には定番のお土産として知られます。また、NHK連続テレビ小説ちむどんどん』には、“しあわせのアンダンスー”というタイトルで、同料理を取り上げた放送回もありました」(グルメ誌記者)

 9月4日発売の『週刊大衆』9月19日号では、上位6位と全国のごはんのお供を大紹介!

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