スペインでヨーロッパ最大級の巨石遺跡がアボカド農園建設予定地で発見される (5/6ページ)
ほとんどの立石は、26の配列のグループになっていて、これは、天文時計や暦を模して造られたものだと考えられる。そのU字型の編成は、ポルトガルのほかの円形遺跡でも見られる。
広い意味では、大西洋の巨石信仰が、人類最古の現象のひとつであることは確かだろう。それは、より大きな社会的目的をもち、地域を変え、石に人間性を与えるものだった。
イベリア半島南西部を西ヨーロッパの巨石信仰地域と理解することで、これまであまり注目されてこなかった、研究能力を拡大することができた。
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References:Megalithic Spain: Incredible 5,500-Year-Old Ancient Dolmens | Ancient Architects
石の多くは埋まったままになっており、2026年まで発掘プロジェクトが続けられる予定だ。一部は見学可能となる。
また、スペイン西部エストレマドゥラ州バルデカニャスの貯水池では、干ばつによる水位低下で、紀元前5000年の物と推測される、環状列石の遺跡が姿を現したそうだ。
こちらは「スペインのストーンヘンジ」と呼ばれる、巨石数十個でできた遺跡「ガダルペラルのドルメン」で、1963年の貯水池建設で水没した状態だったという。