VPNの活用法を7つ紹介!利用するときに注意するポイントも解説

デイリーニュースオンライン

VPNの活用法を7つ紹介!利用するときに注意するポイントも解説
VPNの活用法を7つ紹介!利用するときに注意するポイントも解説

VPNは仮想専用線のことで、インターネット上にセキュリティの高い経路を構築できる技術です。公衆Wi-Fiから安全にアクセスしたり、リモートワークで社内システムにリモートアクセスしたりするときに利用します。

今回の記事では、VPNの活用方法についてわかりやすく解説。くわえて、VPNを利用するときに注意するポイントや、コストパフォーマンスのよいVPNについて紹介します。

目的に合ったVPNを見つけて十分に活用しましょう。

VPNとは

VPNは「Virtual Private Network」の略語で、日本語では「仮想専用線」と翻訳されます。VPNはインターネット上に安全な経路を構築し、保護されたデータのやりとりをする技術です。VPNは「暗号化」「トンネリング」「カプセル化」の3つの技術で成り立っており、データの盗み見や改ざんを防げます。

従来はセキュアな回線を構築するため、物理的な専用線を利用していました。しかし、専用線はコストが高く、拡張性や柔軟性に乏しいのが欠点です。VPNの登場によって、手軽に低コストでセキュアな経路を構築できるようになりました。

主に「本社と支社の拠点間接続」「リモートワーク時にパソコンやスマートフォンから社内システムにアクセス」といったシーンでVPNは活用されます。

こんなに便利!VPNの活用法7選

VPNは、スマートフォンやパソコンからのリモートアクセスだけではなく、さまざまな場面で便利に活用できます。海外のストリーミングサービスを利用したり、海外から国内コンテンツにアクセスしたりするときにも便利です。

ここでは、VPNの便利な7つの活用法について解説します。VPNの活用法は以下の通りです。

・公衆Wi-Fiに安全に接続

・リモートワークで社内システムに安全にアクセス

・海外のストリーミングサービスを利用

・Netflixでジブリやハリー・ポッターの視聴ができる

・格安でサブスクサービスを利用

・海外のインターネット検閲を逃れる

・海外から国内コンテンツにアクセスする

公衆Wi-Fiに安全に接続

公衆Wi-Fiはセキュリティに問題がありますが、VPNを活用することで安全に接続することが可能です。

公衆Wi-Fiは「無料Wi-Fi」「フリーWi-Fi」とも呼ばれます。店舗や宿泊施設、カフェなどの施設に設置されたアクセスポイントを通じて、無線でインターネットに接続する仕組みです。

公衆Wi-Fiには以下のようなメリットがあります。

・モバイル通信ができないデバイスでもインターネットに接続できる

・環境によってはモバイル通信より高速

とても便利な公衆Wi-Fiですが、セキュリティに問題がある場合も。デバイスと公衆Wi-Fiのアクセスポイントは無線で接続されており、同じアクセス圏内にいる第三者に通信を傍受される可能性があります。

公衆Wi-Fiを使うことで、個人情報や大切な情報が漏えいするかもしれません。

しかし、VPNを利用することで通信が暗号化され、安全に公衆Wi-Fiに接続することが可能です。

リモートワークで社内システムに安全にアクセス

VPNを活用すれば、安全に社内システムにアクセスできます。

コロナ禍の影響もあり、リモートワークやテレワークが浸透してきました。自宅のパソコンやスマートフォンなどのデバイスから、社内システムにリモートアクセスする機会も増加しています。

社内システムにリモートアクセスすることによって、自宅や外出先でもオフィスで行っていた業務をそのまま行うことが可能です。

リモートアクセスでやりとりする情報の中には、外部に漏えいしてはいけないものもあります。VPNを活用すれば通信が暗号化されるため、安全にリモートアクセスで社内システムに接続することが可能です。セキュアで快適なリモートワーク環境をVPNで構築しましょう。

海外のストリーミングサービスを利用

VPNを利用すれば、海外のストリーミングサービスを視聴ができます。

海外のストリーミングサービスには、日本国内からアクセスできないものがあります。たとえば、以下のようなものが日本国内からアクセスできないストリーミングサービスです。

・HBO Max:アメリカ国内専門のストリーミングサービス

・Paramount+:アメリカの定額制ストリーミングサービス

・Wavve:韓国の地上波放送やドラマの視聴ができるストリーミングサービス

・Tving:韓国の大手テレビ局が運営するストリーミングサービス

・youku:中国の動画共有サイト

これらのサービスを利用するためには、その国のIPアドレスが必要です。

VPNプロバイダーは、さまざまな国にVPNサーバーを設置しています。そのため、該当する国のVPNサーバーからIPアドレスを偽装して接続することが可能です。

海外のストリーミングサービスも、VPNを活用すれば視聴ができます。

Netflixでジブリやハリー・ポッターの視聴ができる

VPNを活用すれば、Netflixでジブリやハリー・ポッターといった映画を視聴ができます。

Netflixは国によって配信する内容が異なります。たとえば、日本、アメリカ、カナダではジブリやハリー・ポッターが配信されていません。逆に、それ以外の国のNetflixではジブリとハリー・ポッターが配信されています。

そのため、配信されている国のIPアドレスから接続すれば、ジブリやハリー・ポッターの視聴をすることが可能です。その国のVPNサーバーを介することで、IPアドレスを変えられます。

もちろん、接続した後に日本語音声を選べます。

日本では配信されていないジブリやハリー・ポッターを視聴したいなら、VPNを活用しましょう。

格安でサブスクサービスを利用

VPNを活用することで、リーズナブルにサブスクサービスを利用できます。

NetflixやYouTube Premium、Shopifyなどのサブスクサービスは、国によって異なる値段が設定されています。たとえば、日本のYouTube Premiumの値段は1180円ですが、アルゼンチンでは130円ほどです。

VPNを活用することで、安く利用できる国のIPアドレスに偽装することが可能です。

VPNを活用して安く利用できるサブスクサービスには、以下のようなものがあります。

・YouTube Premium

・Netflix

・Apple Music

・Spotify

・Microsoft 365

・Canva Pro

海外のインターネット検閲を逃れる

海外では、インターネットを検閲している国もあります。VPNを活用すれば、それらの国に滞在していても検閲を逃れることが可能です。

例を挙げると中国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポールなどではインターネットの検閲が行われています。中国の場合、以下のコンテンツにアクセスできません。

・Google

・Yahoo!

・Twitter

・Facebook

・Instagram

・LINE

・ニコニコ動画

・FC2

・Dropbox

・Amebaブログ

・livedoorブログ

上記に挙げたものは一例であり、それ以外にもさまざまなコンテンツへのアクセスが禁止されています。しかし、VPNで接続すればIPアドレスを変えられるため、それらのコンテンツへアクセスできます。

海外から国内コンテンツにアクセスする

日本国内のコンテンツで、海外からのアクセスを制限しているものがあります。そういったコンテンツに海外からアクセスするには、日本国内のVPNサーバーに接続することが必要です。

海外からのアクセスを制限しているコンテンツは以下の通りです。

・TVer

・Abema.tv

・Hulu

・U-NEXT

・TSUTAYA TV

・ハンゲーム

・DMMオンラインゲーム

海外に滞在していると上記のサービスが利用できません。しかし、VPNを活用することで海外からも日本国内のコンテンツにアクセスできます。

VPNを利用するときに注意するポイント

VPNを活用するときに、注意するポイントについて解説します。注意するポイントは以下の通りです。

・速度が低下する

・無料VPNは制限が多い

・無料VPNはセキュリティが甘い

・VPNプロバイダーによってはコストが高い

速度が低下する

VPNはVPNサーバーを介して通信するため、どうしても回線速度が低下します。また、セキュアな通信を行うための暗号化によって、パケットが肥大化してしまうのも速度低下の原因です。ほかにも、同じVPNサーバーを利用する人が多いと混雑し、速度が低下します。

特に無料VPNでは速度の低下が顕著です。速度の低下を避けるためには有料VPNがおすすめ。有料VPNの中で、速度が速いと評判なのは「NordVPN」「ExpressVPN」です。

無料VPNは制限が多い

VPNには、有料VPNと無料VPNがあります。無料VPNはコストがゼロですが、その分だけ多くの制限がかけられています。

たとえば、1日や1ヶ月で利用できるデータ量が限られており、無制限ではありません。また、サーバーやロケーションも数が限られており、選択肢が少ないことが特徴です。通信速度が遅かったり、途切れたりすることも多々あります。

このように、無料VPNにはさまざまな制限があります。VPNを試しに使ってみるなら無料VPN、本格的にVPNを活用したいなら有料VPNがおすすめです。

無料VPNはセキュリティリスクがある

無料VPNは有料VPNと比較して大きなリスクがあります。

ウイルス対策ソフトで知られているMcAfeeによれば、多くの無料VPNは広告を通じて収益を上げています。283の無料VPNを調査したところ、72%の広告にトラッカーが含まれていることが判明しました。

Google Playで提供されている無料VPNアプリケーションの38%に、キーロガーなどのマルウェアが含まれているとの調査結果もあります。

トラッカーやマルウェアを通じて収集された情報を、無料VPNプロバイダーが悪用しないとも限りません。無料VPNはセキュリティリスクが高いため、信頼できるVPNプロバイダーを利用しましょう。

VPNプロバイダーによってはコストが高い

有料VPNにはさまざまなプロバイダーがあります。プロバイダーによってVPNの値段設定は大きく異なります。また、VPNプロバイダーによってはドルやユーロで料金を設定しており、為替の変動によって利用料金が変動することも。

品質と値段を検討し、コストパフォーマンスの高いVPNプロバイダーを選びましょう。

有料VPNの性能や料金を比較!おすすめはNordVPN!

ここでは、代表的な有料VPNを「料金」「スピード」「ロケーション数・サーバー数」「カスタマーサポート」といった要素で比較します。

それぞれを比較した表は以下の通りです。

料金

月額500円未満で利用できるVPNプロバイダーは「SurfsharkVPN」「MillenVPN」「NordVPN」の3つでした。それぞれ、2年プランは以下の通りです。

・SurfsharkVPN:339円

・MillenVPN:360円

・NordVPN:470円

リーズナブルにVPNを利用したい人には、上記3つのVPNがおすすめです。

スピード

VPNでは必ず回線速度の低下が起こります。回線速度が低下すると、「ウェブサイトの表示が遅い」「動画が停止する」「ファイル共有でなかなかダウンロードできない」などのデメリットが発生します。

回線速度が速いVPNほど、快適に利用することが可能です。回線速度が速いVPNは以下の2つでした。

・NordVPN

・ExpressVPN

VPNで快適な通信を行うには、上記2つから検討しましょう。

ロケーション数・サーバー数

ロケーションとは、VPNサーバーを設置した国のことです。ロケーション数やサーバー数が多いほどユーザーの選択肢は増えます。

ロケーション数がもっとも多かったのはExpressVPNでした。サーバー数がもっとも多かったのはNordVPNです。

カスタマーサポート

カスタマーサポートは、何らかのトラブルが起こったときにとても重要です。「日本語に対応している」「対応が早い」「対応が親切」といったことが求められます。

カスタマーサポートで評判がよかったのは、NordVPNとExpressVPNの2つでした。どちらも口コミで評判がよく、日本語対応していることが特徴です。

万が一のトラブルの場合に、スムーズに解決したいならNordVPNかExpressVPNがおすすめです。

もっともおすすめのVPNはNordVPN

もっともおすすめのVPNは、どの項目でもランクインしたNordVPNです。

価格が比較的安く回線速度はトップクラスでした。ロケーション数は普通程度でしたが、サーバー数がもっとも多かったのがNordVPNです。カスタマーサポートが日本語対応しており、対応が早く親切だと口コミでも評判でした。

コストパフォーマンスで考えるなら、NordVPNがもっともおすすめです。

まとめ

VPNとは仮想専用線のことで、インターネット上に暗号化された経路を構築してセキュリティを向上させる技術です。VPNの活用法には以下のようなものがあります。

・公衆Wi-Fiに安全に接続

・リモートワークで社内システムに安全にアクセス

・海外のストリーミングサービスを利用

・Netflixでジブリやハリー・ポッターの視聴ができる

・格安でサブスクサービスを利用

・海外のインターネット検閲を逃れる

・海外から国内コンテンツにアクセスする

コストパフォーマンスのよいVPNを探すなら、「料金」「スピード」「ロケーション数・サーバー数」「カスタマーサポート」といったポイントを検討しましょう。いずれの項目でも優秀なNordVPNがもっともおすすめのVPNです。

目的に最適なVPNを探して十分に活用しましょう。

「VPNの活用法を7つ紹介!利用するときに注意するポイントも解説」のページです。デイリーニュースオンラインは、VPNネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
LINE
ページの先頭へ戻る