「あなたの所得税がまだ納付されておりません」官公庁や有名企業をかたるリアルすぎる巧妙手口「詐欺メール」にダマされるな!

日刊大衆

画像はイメージです
画像はイメージです

〈あなたの所得税が、まだ納付されておりません。もし最終期限までに納付がないときは、税法のきめるところにより、不動産、給料などの差押処分に着手致します。滞納金合計:4万円〉

 ある日突然、こんなメールが届いたら、あなたなら、どうするだろうか。送信元は「国税庁」、納付期限は本日中で、〈お支払いへ→〉とURLをクリックするよう、指示されている……。このメールが実際に届いたフリーライターは、こう語る。

「冒頭の文言が〈e-Taxをご利用いただきありがとうございます〉。以前、ネットで確定申告を行い、e-Taxから還付金の処理状況についてメールを受け取ったこともあるので、申告漏れの通知かと思ったんです」

 だが、要注意。実はこれ、最近、流行している“詐欺メール”の一つなのだ。

「それでふと、送信元アドレスを見ると、国税庁とは無関係な英字の羅列。また、日本語がおかしく、文中に“税”や“値”などの漢字が、中国語の繁体字表記であることに気づきました。滞納金も4万円とキリがいいのもおかしいと思い、ネットで“国税庁 詐欺”と調べたら、類似例がたくさん出てきました」(前同)

 悪質商法ジャーナリストの多田文明氏も、こう語る。

「8月の中旬以降、国税庁を装った詐欺メールの被害報告が急増しています。かつては“100万円あげます”といった、明らかに怪しいものが多かったんですが、近年は政府や企業になりすました手口が多く、巧妙化しています」

 本物ソックリの例は他にもある。多いのが、クレジットカード会社・JCBを装った【My JCBカードご利用確認】との題名がついた詐欺メールだ。

〈ご本人様のご利用かどうか確認させていただきたいお取引がございます。現在、カードのご利用を一部制限させていただきましたので、下記URLへアクセスの上、ご利用確認へのご協力をお願い致します〉

 似た内容で、大手銀行を装ったメールも多いという。

 現在発売中の『週刊大衆』9月26・10月3日号を読んで、詐欺に騙されないよう気をつけよう。

「「あなたの所得税がまだ納付されておりません」官公庁や有名企業をかたるリアルすぎる巧妙手口「詐欺メール」にダマされるな!」のページです。デイリーニュースオンラインは、犯罪詐欺マネーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧