8月の重要イベントと人気銘柄のボラティリティ (3/6ページ)
ユーロドルは再びパリティ割れも、ボラティリティの変動なし
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2ヶ月連続でパリティ割れとなった8月のEUR/USD(ユーロドル)のボラティリティは、先月とほとんど同じ形の推移を記録した。長らく平行チャネル内で明確な下降トレンドで推移しているユーロドルは、1EUR=1USDの水準が未だ底堅く、結果としてボラティリティが低迷する形となっている。中長期トレンドが下降から上昇へと転換する動きを察知して、有利なロングポジションを取りたいトレーダーの心理も反映されている印象も受ける。既にリセッション入りと欧州経済を評価する業界関係者は多いが、パリティ割れを起点に明確に相場が推移するといった展開は、現段階の市場動向では確認されていない。一方で、より明確なパリティ割れの展開が起きれば、フラッシュクラッシュの様な歴史的暴落が起きる可能性は高い。
人気CFDのボラティリティ動向と取引量
人気CFD銘柄のゴールド(XAU/USD)、日経225(JP225)、ダウ平均株価(US30)
、原油(WTIOIL)を対象とした今回の調査では、8月は総じて、ボラティリティが低迷する展開となった。全ての銘柄において、1日当たりの平均ボラティリティは7月より低い数値を示している。取引量とボラティリティの推移は、外国為替と同様に相関関係が見られ、大きくズレが生じることなく推移していた。ただし、一過性のボラティリティ拡大が確認されたCFD銘柄もあった。トレーダーにとっては、月に1回の大きな展開でいかにポジション保有期間を短く、効率よく利ざやを確保できるかが、8月の理想的な立ち回り方だったと言えるだろう。