スーパーでカートに乗った赤ちゃんを従業員が連れ去り、わずか10秒ほどの出来事 (1/3ページ)

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 手の届く範囲に子どもを置いておけば、多くの母親はそこまで心配はしないだろう。しかし海外では目の前にいた子どもがほんの一瞬の隙に奪われる事件が起きた。

 南アフリカ・ハウテン州のスーパーマーケットで、カートの幼児座席に座っていた生後8カ月の赤ちゃんが、母親が目を離した隙に43歳の男に連れ去られそうになったと海外ニュースサイト『7NEWS Australia』と『Mirror』が8月26日までに報じた。

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 報道によると、母親は8月22日の午後1時半頃、同州にあるスーパーマーケットに生後8カ月の赤ちゃんを連れて訪れたそうだ。母親はカートを使用して買い物をしており、カゴを乗せる場所の手前にある幼児座席に赤ちゃんを座らせていた。母親は肉売り場で肉を物色。かがんで棚の下の方にある肉を手に取っていた時、男が母親の背後から近づき赤ちゃんを連れ去ったそうだ。母親がすぐに気づいて赤ちゃんを取り戻し、赤ちゃんは無事だった。

 『Mirror』は事件が起きた瞬間の監視カメラの映像を公開しているが、動画の最初では、母親が自分の目の前にカートを止めて、肉を選ぶ姿が映っている。肉は冷蔵ショーケースの中で売られており、母親はショーケースのドアを開けると、下の方にあった肉のパックをかがみながら手に取って確認。その後、再びかがんでパックを元に戻し、別の肉のパックを手に取っている。カートは常に母親の目の前にあったが、母親が腰を下ろす直前に背後から男が近づき、そっと幼児座席に座っている赤ちゃんを抱き上げ、抱きかかえながらその場から連れ去っている。わずか10秒ほどの出来事である。

 母親が手に取った肉のパックをカゴに入れようとしたとき、初めて赤ちゃんがいないことに気づく。母親が後ろを振り返ると赤ちゃんを抱えた男がその場から歩き去ろうとしており、母親は声を掛けて男を止めた。一部情報では母親は男に向かって叫んだとされている。

 男はその時点で母親から約10メートル以内にいた。

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