事故で「クルマが悪い!」とは言えなくなる時代に、EDRの義務化へ (3/4ページ)
■EDRとドラレコって、何が違うの?
引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/4768489?title=%E6%AD%BB%E4%BA%A1&searchId=663865198
ドライブレコーダ、車内や前方・後方などをカメラとマイクで録画する装置です。もちろんこの映像や音声データが事故の解決に役立っています。このドライブレコーダーは、ユーザーチョイスで装備されているものです。
一方EDRは、エアバックが開いてしまう程度の事故において、前後(大体7秒間ほど)の車両情報を記録して保存しておく装備です。
飛行機でいうフライトボイスレコーダに当たるものであるといます。このEDRは、個人情報などを考慮して、映像や音声が録画されない仕組みです。
スズキの現行モデルスペーシアの取扱説明書では、
EDRは、SRSエアバックと連動して作動する仕組みになっていて、
エンジンの回転数など、エンジンの状態 ギヤポジションなど、変速機の状態 アクセル、ブレーキ、シフトポジションなど、操作の状態 各種コンピュータシステムの故障に関する情報が記録され、スズキの商品改良や品質アップなどのデータとして使用されるほか、法令・裁判所命令などの際にデータを開示することになっているようです。
それぞれが別々に保存されることで、いろいろな解析が可能になります。
検証例
アクセル開度が開いているから、加速している ブレーキを踏んでいるだけなのに、エンジン回転は上がっているなどになります。
クルマの方が異常なのか、それともドライバーの運転操作ミスなのかというのがわかるという事にもなります。
当事者であるドライバーが、「ブレーキを踏んでいたのに加速して、コンビニに突っ込んだ」と証言したとします。
該当車のEDRデータ上では、アクセルを踏んで、エンジン回転があがり、加速しているというデータしかなければ、証言が間違っていたという事にもなりますよね。