もう悩まない!女性のQOLを高めてくれる月経困難症の最新治療とは? (3/4ページ)
中村さんは高校生の頃から月経困難症に悩まされていたそうですが、家族全員同じ症状であったことから生理痛が重いと自覚しておらず、「これが普通」だと思っていたそう。
大学で留学をした際、「なぜピルを飲まないの?」と友人からアドバイスされたことをきっかけに婦人科を受診、そこから人生が一変し、学業にも集中できるようになったそうです。
「私のように、痛くて当たり前、辛くて当たり前と思っている人が多いんですよね。まずは『病院に行ってもいいんだ!』と知ってもらうことが大切だと思います」(中村さん)

吉野先生によると、月経困難症に悩む人の数は約900万人いると言われているそうですが、その内病院を受診している人は1割しかいないというデータがあるのだとか…。
また、生理に伴う不調の影響は年間およそ60日・生理に伴う不快症状で仕事の生産性は6割低下というデータもあると紹介。
「生理は病気ではなく、我慢しないと…という刷り込みもあると思います。婦人科を受診することが月経困難症を治す一番の近道だと思います」と中村さん。
また、ネットやSNSでの誤った情報にも警鐘を鳴らす吉野先生。
「たとえば生理はデトックス、LEP製剤を飲むと不妊になる、生理は毎月ないと身体に悪い等は全て間違った情報です。
私の母は月経困難症で毎月寝込んでいましたが、その後子宮内膜症から卵巣がんを患い、他界してしまいました。