路上でエンスト!?燃料ポンプ&フィルター交換で快調に! (1/3ページ)
とある休日に友人から電話が入りました。買い物に出かけている最中に、エンジンがストップ(エンスト)してしまい、今レッカーしていると慌てた感じでした。後日、エンストした車の修理をしてほしいとのことで、後日「推理&修理」をすることにしました。
ここでは、エンストの原因究明と修理内容などを紹介していきます。
引用:筆者撮影
今回故障した車は、スズキワゴンRです。平成18年のMH型と言われるモデルとなっています。走行距離は、約13万キロほどです。
では、まずエンストした原因を推察していきます。いつもお話ししていることかもしれませんが、エンジンは、空気・燃料・火花で稼働しています。
エンストしているという事は、基本的にこれらに関するトラブルを抱えている可能性が高くなります。
空気に関しての調査では、エアクリーナーの状態・各センサーの状態確認をしました。汚い部分はあるのですが、特に異常はなさそうです。
火花に関しての調査は、ダイレクトイグニッションの状態(検査機により調査)・プラグの調査を行いましたが、特に異常なし
燃料関連の調査では、エンジン側の燃料ホースを外して点検、「アレ・・・、燃料が来ていない状況」。
所有者さんからエンストの状況を聞くと、信号待ちでスピードを落として、止まろうとしたところ、車が「ガクガク」いい流れエンストしたという事でした。
しばらくしてエンジンをかけるとかかるのですが、また止まってしまう現象となっています。なんとなく燃料ポンプやフィルター詰まりの症状であるとも感じました。
という事で、燃料ポンプとフィルターを交換し様子を見ることにしました。新品商品は、ご本人が調達するという事で数日後に届きました。
ワンポイントアドバイス
燃料ポンプやフィルターは、新品を購入することが望ましいでしょう。中古の商品だとどの位の使用かやフィルターの汚れ具合によっては、また故障してしまう可能性があります。