52歳男が母親殺害、緊急電話に自ら通報し15分間母親のグチを言い続ける (1/3ページ)

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 事件を起こしても、自身の犯した罪の大きさを理解していない犯罪者は存在する。海外では母親を殺害した男が緊急電話番号に電話をしたが、助けを求める代わりにありえない行動をした。

 アメリカ・オレゴン州で、52歳の男が事件当時74歳の母親を撲殺した後、緊急電話番号に電話をして母親のグチを約15分間言い続けた事件の裁判が行われた。海外ニュースサイト『Law & Crime』と『Oregon Live』、『KIRO 7』などが9月6日までに報じた。

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 報道によると、事件は2018年7月19日に起きたという。事件当時47歳だった男は自宅で、野球のバットで母親を殴り殺した。男は1995年に統合失調症と診断されて後見人制度の対象となり、それ以降、母親と共に暮らしていた。殴る前に何かきっかけになるような出来事があったのかは不明だが、2018年の初め頃から母親は高齢で必要な介護レベルが高まり、男と母親は緊張感のある関係性だったと伝えられている。男が母親を介護していたとみられている。

 男は母親を何度も殴った後、緊急電話番号に自ら通報。事件現場となった自宅の住所を伝えると共に「母親を殴った」と明かした。その後、男は約15分間、電話に出た緊急電話番号のスタッフに対して母親のグチを言い続けていたそうだ。スタッフは約15分間グチを聞き続けた。緊急援助が必要かと尋ねる場面もあったが、男は「彼女(母親)を助けることに興味はない」「彼女(母親)のけがについてはあまり心配していない」などと言って拒否した。

 男からの電話を受けて救急隊が現場に駆けつけた。スタッフは少なくとも15分間は男のグチを聞いており、救急隊が男の元へ向かったのはグチを聞き終えてからとみられている。スタッフがすぐに救急隊を手配しなかった理由は不明だが、いたずらだと思った可能性もある。救急隊が現場に到着した後、母親の頭に複数の傷があったことが確認され、病院に運ばれたが死亡が確認された。男はその日のうちに警察に逮捕された。

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