インドで発見された未知の遺跡に巨大な石壺 (3/4ページ)
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石壺遺跡は、地形の傾斜を考慮してか、起伏のある丘の頂上の平坦部、砂岩の露出がある場所に多く分布しているという、はっきりしたパターンが確認された。
ムアルセイ・ティアルセン・トラン遺跡からは、4つの石壺が発掘され、陶器の破片や、石ででき
た鼻栓のようなもの、小さなガラスのビーズ、炭化した人骨の破片も発見された。
2018年には、地元の人々によって、鉄の矢尻が掘り出されたこともある。
ムアルセイ・ネン・セン遺跡の近くでは、動物や人間の姿が彫刻された割れた砂岩の板が出てきた。
この石板は、ほぼ西、南西、南の方向に一直線に並んでいた。ブタや角をもつウシのような生き物、鳥、壺、ヒョウタン、人間の顔、しゃがんでいる人間など、さまざまななものが描かれている。
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image credit:ScienceDirect・石壺は火葬された死者と副葬品を入れていた遺物である可能性
イースト・ジャインティア丘陵での4つの石壺の小規模な発掘によって、これらを作って使った人たちの葬送の習慣について、重要な実態がわかってきた。