2歳娘を抱え父親が動物園の柵を越え象エリアに侵入 娘を落とし象が突進 その後父親は逮捕 (1/3ページ)

リアルライブ

画像はイメージです
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 子どもとレジャーに出かけたら、親としてはとっておきの1枚を撮影したいと思うものだろう。だがある程度の常識と子どもの安全を守ることは必要である。

 アメリカ・カリフォルニア州にある動物園で、25歳の父親が当時2歳の娘と一緒に象の近くで写真を撮るため、囲いを越えて象に近づき娘を危険に晒した事件で父親に刑が言い渡された。海外ニュースサイト『Inside the Magic』と『INSIDER』、『The Daily Star』などが9月20日までに報じた。

 報道によると2021年3月、父親は当時2歳の娘を連れて同州にあるサンディエゴ動物園を訪れたという。同動物園は3700頭以上が飼育されている世界で最も人気のある動物園で、自然の動物の生息地を再現した展示が魅力とされている。具体的には簡単な柵はあるものの檻がない状態で動物が展示されており、より間近で動物が見られる。

 父親は象が展示されているブースで、より近くで写真を撮るため娘を抱えて柵を越え、象のエリアに侵入。象のエリアは広く、事件当時、何匹かの象がエリア内にいたとみられる。父親が娘を抱えて侵入した瞬間、象は父親めがけて突進した。父親は抱えていた娘を落としたが再度抱きかかえ、なんとか象から逃げ切った。

 『Inside the Magic』は事件当時の一部映像を公開しているが、動画は娘を抱えた父親が象のいるエリア内にいて、象を背景に撮影中と思われる映像から始まっている。父親はポーズを取っているが、映像では自身の手元にスマートフォンなどは持っていないように見え、別の人物に写真を撮ってもらっている可能性もある。象のエリアは一番手前に大人の腰の高さくらいの鉄の柵があり、その5メートルほど先に細いロープのようなものが5本張られ、その内側に象がいる。本来は一番手前の鉄の柵の位置から象を鑑賞すべきで、他の客らはその位置から象を鑑賞している。

 父親がポーズを取り始めてからわずか約3秒後、父親の背後20メートルほどの距離にいた象が父親めがけて突進している。象が突進すると辺りには土ぼこりが舞っており、勢いがあることがうかがえる。また象は大きな雄叫び声を上げている。

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