エンタメ作品でおなじみ忍者の「手裏剣」は武器ではなかった!?そのさまざまな用法をご紹介 (4/4ページ)
手裏剣と聞いてよく思い出される平べったい形のものを平型手裏剣といい、棒状のものを棒手裏剣といいます。
平型手裏剣は手裏剣に回転をかけやすく、初心者でも投擲しやすいというメリットがあります。一方、短刀に比べるとはるかに軽量化された武器であるとはいえ、鉄の塊なので重さがあり、何枚も携帯すると任務に支障をきたすというデメリットがありました。
そこで、さらに携帯性を高めたものが棒手裏剣です。
棒手裏剣は鉄の棒の先端を尖らせた形状になっています。細く軽くなったことで何本も携帯することができ、殺傷力も上がりました。
また、投擲の際に風を切る音も少なくなったため、相手に使用を悟られないという利点があったようです。
しかし、棒手裏剣は平型手裏剣に比べると投擲が難しく、狙った箇所に打ち込めるようになるには鍛練が必要でした。
私たちがエンタテインメント作品で慣れ親しんできた手裏剣ですが、使用に際してはかなりの試行錯誤があったんですね。
参考資料
刀剣ワールド 三菱マテリアル株式会社日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan