教師の男、単語のスペルを間違えた男子生徒に激怒し撲殺 現在も逃走中、背景にカースト制差別か (1/3ページ)

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 教師による暴力事件は近年日本でも注目され社会問題となっているが、海外ではささいなことがきっかけで教師が生徒に暴力を振るい、最悪の結末を招く事件が起きた。

 インドのウッタル・プラデーシュ州で単語のスペルのつづりを間違えた15歳の少年が、教師の男(年齢不明)に暴力を振るわれ死亡したと海外ニュースサイト『CBS News』と『The Daily Star』が9月28日までに報じた。

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 報道によると、少年は同州にある私立高校に通っていたという。9月の初旬に行われたテストで、少年は「社会的」を意味する「social」という単語のつづりを間違えた。これに教師は激怒。その場にあったとみられる棒で、少年の体を繰り返し、たたいたり殴ったりしたそうだ。現場には他の生徒もいたと思われるが、詳細は伏せられている。

 教師に殴られ少年は意識を失い病院に運ばれた。その後入院していたが暴行から19日後に死亡が確認された。教師は事件直後に、高校がある地域から逃亡している。現在までに教師の居場所は明らかになっていないが、警察は捜査を進めており「すぐに逮捕する」という意思表明を発表している。

 なお、少年の父親やおじは地元メディアの取材に対し、教師がカースト制度に基づく差別をしていたと主張している。カーストとはヒンドゥー教における身分制度のことで、ヒンドゥー教徒が多いインドに昔から存在している。憲法上は1950年に廃止されているものの、現在でもカースト制度による差別は根強く残っている。父親やおじによると、教師はカースト上位の出身で、暴力中、少年に対し差別用語を投げかけていたそうだ。教師がどのような差別用語を言っていたのかは明かされてないが、少年のカーストは最も低い階級で、歴史的に虐げられてきた過去がある。現在でも少年の階級出身の人々の収入は平均を下回るそうだ。

 なお今回の事件をきっかけに数百人が集まり、カースト制度に対する抗議活動が同州を中心に行われている。

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